001 石窟 キジル千仏洞 研究者はキジル最古の開削時期を紀元三世紀末まで遡らせるが、直接の紀年を刻む碑記は一つも見つからない。インド・ガンダーラ・イラン高原の仏教図像はシルクロードを経て亀茲に至り、洞窟の壁面に描かれた。玄奘の西行、悟空が梵経を携えて東帰したことは、亀茲を僧侶と経典が往還の途上で出会う一つの拠点とした。千余年の後、『回疆通志』はなお「洞数百あり」と記すが、壁上の五色の諸仏はすでに「糢糊として剥落」していた。 西晋 新疆ウイグル自治区アクス地区バイ県キジル郷 キジル千仏洞 · 石窟 · 亀茲 →