001 建築 タシルンポ寺 タシルンポ寺は札什倫布寺とも呼ばれ、チベット自治区シガツェ市サムドゥプツェ区に位置する。明代に創建され、歴代パンチェン・ラマの駐錫地となったチベット仏教ゲルク派の寺院である。本稿は『衛蔵通志』『西蔵図考』『康輶紀行』『欽定廓爾喀紀略』などの文献に基づき、寺院創建の沿革、伽藍配置、パンチェン・ラマ霊塔、グルカ戦争における損壊と修復を整理し、20世紀の古写真も収録する。 明 チベット自治区シガツェ市サムドゥプツェ区 タシルンポ寺 · 札什倫布寺 · チベット仏教
002 建築 ラブラン寺(拉卜楞寺) 甘粛省甘南チベット族自治州夏河県にあるラブラン寺(拉卜楞寺)は、清の康熙四十八年(1709)に創建された、チベット仏教ゲルク派六大寺院の一つで、ジャムヤン活仏の駐錫地。略して扎西奇寺(タシキー寺)ともいい、清代の漢籍には拉布楞、拉布浪、拉卜愣とも異写された。本稿は『循化庁志』『辛卯侍行記』『平番奏議』『清実録』など清代の文献をもとに、チャガン・ダンジンが一世ジャムヤンを招いて建寺してから、黒錯寺との十九年に及ぶ訴訟、隆務寺との争い、棒周の一件までの沿革をたどり、1932年から1937年にかけてハリソン・フォーマンが撮影したラブラン寺の古写真も収録する。 清代 甘粛省甘南チベット族自治州夏河県 ラブラン寺(拉卜楞寺) · 拉布楞寺 · 扎西奇寺